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Network Fundamentals

デュアルスタック

Dual Stack
デュアルスタック方式IPv4/IPv6共存

1台の機器でIPv4とIPv6の両方を同時に動かす構成。IPv4からIPv6への移行期の基本戦略。

デュアルスタックとは、ネットワーク機器・OS・アプリケーションがIPv4とIPv6の両プロトコルスタックを同時に実装し、通信相手に応じて使い分ける構成です。現代のWindows/macOS/Linux/iOS/Androidはすべてデュアルスタック対応済みです。

接続先がIPv6対応ならIPv6を、未対応ならIPv4を使います。この切り替えはHappy Eyeballs(RFC 8305=IPv4/v6のうち速い方を自動選択する仕組み)というアルゴリズムで自動的に行われます。既存のIPv4通信を維持しつつIPv6対応を段階的に進められることが最大のメリットです。

課題として、管理対象が2倍になる点があります。アドレス設計・ACL(アクセス制御リスト)・監視をv4/v6両方で維持する必要があり、ファイアウォールや侵入検知のルールも二重管理になります。日本のNGN網ではIPoE(IPv6ネイティブ)+MAP-E/DS-Lite(IPv4 over IPv6)の組み合わせが実質的なデュアルスタック環境を提供しています。

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