どうも こんにちわ
FlexGear(フレックスギア)の阿部 茂です
桜のシーズンもそろそろ終盤、新年度を迎えた学生さんや社会人の方々も
少しは新しい環境に慣れたころでしょうか?
希望いっぱいの方もすこーしお疲れの方も、
あなたのペースはあなただけの物ですし、人生楽しんでいきましょう。
さて、今回は春の安全週間という事で空き巣などの侵入窃盗は何月に発生しやすいのか?
そして誰でも出来る防犯対策をご紹介いたします。
犯罪は種類ごとに起こりやすい月がある
犯罪と聞いて皆さんはどのような事を想像するでしょうか?
犯罪と一言で言っても、暴行や傷害などの粗暴犯
詐欺・横領などの知能犯、強制わいせつなどの風俗犯
そして侵入窃盗などの窃盗犯と、さまざまな罪種の犯罪があります。
気を付けたい!刑法犯の犯罪種別TOP5
こちらは警察庁が発表している 平成28年刑法犯の認知状況(月別及び罪種別)にある
犯罪の種類毎の年間トップ5になります
平成28年は非侵入窃盗が断トツ1位ですね
続いて器物損壊、詐欺ときて4位に侵入窃盗が入ってきます。
5位の占有離脱物横領は聞きなれない言葉ですが、簡単に言うと財布などの落とし物を
持ち主に返さずに自分の物にする事です
1位の非侵入窃盗ですが、9万件の犯罪件数のうち
約半分の50.8%を自転車盗が占めており、残りの15.9%を万引きが占めています。
万引きに関しては若者よりも高齢者の犯罪率が増加傾向にあります。
他にはスリや車上狙いなどが非侵入窃盗に含まれます。
犯罪が起きやすい季節とは?
警察庁の統計資料を眺めていると、犯罪の種類によって
発生しやすい月が違う事に気づきました。
こちらは、犯罪種別毎の発生件数をあらわしたグラフになります。
まずは、年間犯罪数がTOPの非侵入窃盗
5月にグッと上がりますが、一度下がり夏から秋にかけて犯罪件数が増加傾向にあります。
10月がピークになっていますね
次に傷害などの粗暴犯
こちらも5月から10月までの犯罪が多いように見えます。
10月がピークなのも同じですね
わいせつ罪などの風俗犯
やはり、同じようなグラフになっています。
10月ピークも同様
そして、問題の侵入窃盗ですが
こちらは、2月にグッと上がり始め、4月がピークになっています。
そして10月の侵入窃盗発生件数は他の月に比べ、
下から3番目と低い発生件数で、この辺りも他の犯罪種別とは明らかに違っていますね
ちなみに平成27年の統計も見てみると、年間犯罪件数のトップは11月の1502件ですが
4月が1326件と2番目に多い件数になっています。
春先と秋の終わりは犯罪に注意した方がよさそうですね。
侵入窃盗の手口とその対策とは?
年間犯罪件数の第4位に入る侵入窃盗ですが、
その内訳は空き巣が41.5%、次に出店荒らしが19.4% そして事務所荒らしや忍込み、居空きが続きます
忍込みは住人が就寝中に侵入し窃盗を行うことで、居空きは炊事や洗濯などのスキをついて素早く侵入し窃盗を行う事です。
どちらも鉢合わせになれば、強盗に発展する可能性もあるのでとても怖いです
ちなみに私は過去どちらも経験していて、2回鉢合わせしています・・
意外?侵入窃盗の手口とは
悪意をもった犯罪者がどのように侵入窃盗を行うのか?
こちらも警察庁の犯罪情勢を紐解けば、侵入窃盗の手口がわかります。
次のグラフをご覧ください
このグラフは空き巣・忍込み・居空きそれぞれの犯行手口の割合いを表示しています。
一目見て気づくのは、無締まりによる侵入窃盗の多さですね
忍込みと居空きに関しては、7割以上が無締まりによるものです
空き巣に関しては、ガラス破りがわずかに無締まりを超えています
昨年までは無締まりが一番多い犯行手口であったのですが、
ガラス破りが少しずつ増えてきているようですね
侵入窃盗に入らせない!誰でもカンタンに出来る対策とは?
侵入窃盗の手口から導き出される 誰でも出来る簡単な対策とは
もうお分かりですよね?
そうです
しっかり施錠する事です
防犯設備士の資格試験時に警察の方によるレクチャーがあったのですが、
無締まりに関して、注意喚起として同様の事をおっしゃっていました。
当たり前の事なのですが、出来ていない方がけっこう多いのが現状です。
【ちょっと階下までゴミ出しに行くだけ】とか
【ちょっとコンビニに行くだけ】と言って外出してしまう方、
普段の動き見られてるかもしれませんよ?
【家にいるから扉に鍵はかけません】や
【マンションの3階だからベランダの窓は開けっ放し】な方
侵入者からしたらカモですよ?
チョットした間に犯行が行われてしまう事を、
私たちは認識しなければいけません
侵入者は侵入してから脱出するまで5分を目安にしています。
逆に言えばこの5分を与えないようにすれば、侵入者も手出しできません
皆さんもこの機会に防犯に力を入れてみてはいかがでしょう?
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