いまどうなっているか
- テレビにつなぐ Android の箱(セットトップボックス)130万台超に、外から操れる裏口(バックドア)「XCPE」が売る前から仕込まれていました。Google は、仕込んだのは、Android の機器を作るメーカー Videostrong 自身だと「高い確度で」判断しています。
- Google によると、Videostrong は乗っ取った箱を使う権利を犯罪者に売っていました。箱は、広告の表示やクリックを裏で偽る広告詐欺、情報の持ち出し、持ち主の家の回線を他人の通信の中継に使う「住宅用プロキシ」に使われていました。持ち主が知らないうちに、犯罪に使われる通信が自分の家の回線を通っていたおそれがあります。
- 乗っ取りの仕組み XCPE の指令のサーバーとドメインは、Google の法的な手続きで止められました。
- Google は、XCPE で送り込まれていた十数種類の不正なプログラムの指令先も止めました。これらは XCPE 以外の道でも広まっていたため、Google は、乗っ取った側がさらに少なくとも1,000万台の機器を操れなくなる見込みだとしています(機器のネットの接続が切れるという意味ではありません)。
- Google は Videostrong との取引をやめ、Google の認証つきの Android 機器を作れないようにしました。
まず1つ確かめること
店や事務所でテレビにつないでいる Android の箱について、メーカーの名前と、Google Play プロテクトが有効になっているかを確かめてください。
Google は、セットトップボックスは信頼できるメーカーから買うよう勧め、Android TV の公式のパートナーの一覧(https:/
総務省は3月に、「国内外のテレビ番組を無料で見られる」などとうたって売られている一部の動画の機器が、サイバー攻撃の中継の踏み台に使われるおそれがあると注意を呼びかけています。
Google は、Google Play プロテクトなどの守りの仕組みが有効になっているかを確かめるよう勧めています。
(Google・総務省より)
これまでの流れ
- 3月9日総務省(X)「テレビ番組を無料で見られる」とうたう一部の動画の機器が、サイバー攻撃の踏み台に使われるおそれがあると注意公式 ↗
- 11月2日Google・トレンドマイクロXCPE を止めたと発表(警察庁も参加)公式 ↗
公式の発表
Google Threat Intelligence Group「Shutting the Door on the XCPE Botnet」(英語)2026年11月2日 ↗
TrendAI(トレンドマイクロ)「Industry Takedown of Botnet Hidden in More Than 1.3 Million TV Set-Top Boxes across 200 Countries」(英語)2026年11月2日 ↗
総務省(X)動画ストリーミング用機器利用者への注意喚起①2026年3月9日 ↗